１／２４日産　Ｒ３９０ＧＴ１です。
ル−マンへのスカイラインでの参戦をすっぱり諦め、新たに作られたＧＴ１カテゴリ ーの競技車両です。前に１台作っていたので、今回はエンジンルームとフロントカウ ル内を作り込んでみました。
キットでは一体化されているフロントカウルを切り飛ばし、シャーシ部とモノコック 部を仮止めした後、ポリパテにてフロントガラス下とサイドボックスの隙間を埋めて サスのアンチロールバー（？）を真鍮線とプラ板で作成。ブレーキのエアダクトを５ ミリのプラ棒を曲げたものに真鍮線を巻き付けたものを２個ずつ複製、取り付けまし た。
エンジンルーム内は資料を見つつ、ターボの遮熱版を洋白板で切り出し、エンジン本 体から真鍮線にて固定。話題となったトランク隔壁をプラ板で、ブレーキ冷却用の吸 入口をもう一つのキットから徴用、あとはくどくならないように配線しました。
塗装後に配線だけが妙にきれいだったので、全体に艶消し黒とブラウンを混ぜたもの をうす〜くブラシしています。
田宮の成形技術はすばらしく、この手の工作をするとカバーが閉まらなくなるのです が、今回はフロントを切り飛ばしてクリアーコートしたためにひずみが大きくなり、 完全には閉まらなくなってしまいました。隙間を広げると共に、ロックできるように すべきだったかもしれません。